ひきこもりの若者への訪問相談とひきこもり体験

東京都ひきこもりサポートネットが6月から新たに訪問相談を開始すると国立市役所サイトにありました。

東京都では、ひきこもりの状態にある方やそのご家族の相談窓口「東京都ひきこもりサポートネット」にて、電話やメールでの相談に対応しています。6月から新たに各家庭への訪問による相談対応を開始します。訪問相談は無料で1人おおむね5回まで受けることができます。専門の相談員が対応しますので、一人で悩んだり、ご家族だけで何とかしようとせず、ご相談ください。

都内在住で6ヶ月以上ひきこもり状態がつづている15歳(中学生除く)から34歳が対象となり、下記までお申し込みが必要です。

子ども家庭部 児童青少年課 児童・青少年係
電話:042-576-2111(内線 195,198,324)

クニッターさんのひきこもり体験

私も長い間ヒッキー(ひきこもりの俗称)でした。パニック障害(から更にうつ病にもなりました)になり家を出ようとすると吐き気に襲われ、これが毎回繰り返されて外出が怖いと感じるようになりました。この恐怖感はアップダウンがあり、365日同じ症状ではありませんでしたが自宅近くの横断歩道も反対側に渡るのが怖い、「信号を待つ間体調悪くなったらどうしよう」と極力横断歩道がない範囲を移動するという事もありました。

国立市内の移動は今ではできますが、夏や冬など体調変化が起きやすい季節はやはり恐怖を感じる事があります。自動車の運転も一時はできませんでしたが今は楽しさを感じる事もできます。恐怖で運転したくないと思っていた時もあったので、人間の感情、精神疾患というのは本当に不思議です。

ただし電車移動は病気以来9割近く減りました。今でも電車移動の前には精神安定剤を服用しています。周りの人曰く、電車移動の前には顔色が悪くなるそうです(笑) 外食も気持ち悪くなる時があるのであまりしませんでした。今でもたまに外食時に気分が悪くなる事があります。

引きこもりがなければ、今ほどPCに向かうことも無かったと思います。国立市で時間を過ごす事も少なかったので、Kunitterは存在してないかもしれません。

私の場合はパニック障害を起因としたひきこもりですが、人によっては学校や職場環境等様々な要因があります。個人的な経験ですが、長引くとそれなりに損をします。私は健康的な20代を過ごせませんでしたので色々経験できない事は多かったです。

とにかく、早い段階で克服する事は大切です。

東京都ひきこもりサポートネットは有効活用しましょう。お隣立川市にはこの分野で有名な育て上げネットがあり、ジョブトレーニングや親向けのコミュニティもあります。


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